―――人の嗜好なんてさまざまで。

 それに対して文句を言う気も、ケチつける気もないけれど。








お食事討論。








「やっぱタルタルソースだろ」

 月澄高校、グラウンドの片隅に置かれたサッカー部、部室内にて。
 見ていると暑苦しい、と言ってもいいくらいの人数が、そこで着替えをしたり、スポーツドリンクを飲みながら雑談したりしている。
 十畳ほど部室に、所狭しと部員の人数より余分に並べられたロッカー。それだけでも部屋を狭っくるしくしているのに、さらに部屋の広さにふさわしくないほどの人数が、そこで着替えをしたりする。

 くだらない雑談に花を咲かせるのはどこの学生でも同じだろう。
 例に漏れずここの学生たちも、汗にまみれたTシャツを脱ぎながら、くだらない話に滑稽なほどに熱弁を振るっていた。

「絶対俺はウスターソースだな」
「え、とんかつソースは駄目なの?」
「いや、ウスターだって。とんかつとは違うんだって」
「とんかつもおいしいって!」
「だめだっつってんだろバカやろう!あんなこってりしたの、あうわけねぇ!」
 次第にそれはヒートアップ。
 ふと思いついて口にした話題がいつのまにか議題――しかも平行線の――にまで変貌する。
 よくあることだ。・・・あるのか?

「いや、やっぱりタルタルソースでしょー。ウスターなんて、先輩邪道っすよー!」

 特定のグループ内だけの議論はいつの間にか音量を上げ、図らずもこの狭い部室にいる全員に聞こえていた。
 盗み聞きなんてと顔を顰めるなかれ、聞く気が無くったって、厭でも耳に入ってくるものなのだからしょうがない。
 何となく気になる内容だったから、外野が乗ってくる。
 割り込まれたほうは、いつものことだとさして気にする風もなく、便乗してきた彼らを含めて、会話を進めていく。
「なにをー!?大畑の癖に、生意気な!」
「だって先輩、エビフライっすよ?エビフライにウスターなんて!」
「そうそう、なんか塩っ辛くなっちまってだめだよなー」
「おれはタルタルソースもくどいと思うけどなぁ・・・」
「そーだそーだ!その通りだ!」
 ぐいぐい、と自分に反論した後輩の頬を引っ張ってくださる先輩は、高校三年生だというのに、話の内容の下らなさは気にならないのだろうか。
 多分部活後の疲労感とあいまって、そこまで頭が回らないというのもあるのだろうが。

「というかな―――」
「何さ、竹原」

 ぽつりと、さして大きくもない声に、全員が動きを止めてそちらのほうへ向く。
 誰よりも大きな声の一年坊、大畑が入ったことで、なぜか皆その会話の成り行きを見守る形になっていた。
 誰ともなしに沈黙で続きを促してみれば、竹原はふう、と溜息を一つつく。

「白いのと茶色いのでかけるものなんて変わってこないか?」

 ―――その台詞で更に、無駄に熱い議論が繰り広げられることになる。

「なんだよ、白いのと茶色いのって」
「え?だから海老の揚げもんって二種類ないか?」
「そりゃ海老のてんぷらとエビフライの事だろー?」
「・・・・・・・・・どっちがどっちっすかー?」
「・・・・・・竹原の言葉を借りるなら白いのがてんぷらで茶色いのがエビフライだ」
「・・・てんぷらとエビフライってどう違うんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・名前?」
「・・・・・・・・・・色?」
「歯ごたえとか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」



 沈黙。




「・・・オイ、白雉」
「はい?」
 今の今まで部室の隅っこで着替えに専念していた彼を、井口がよびつける。
 着替え、というよりも、今日の紅白戦で敵チームのボールをとるとき、スライディングしたせいで汚れたTシャツの泥を、どうにか落ちないものかと真剣ににらめっこしていたところだった。
 そのせいで、周りの会話が聞こえていなかったらしい。
 聞こえていなかったから当然だろうが、話している内容がさっぱりわからずに、嘉禄はきょとん、と瞳を丸っこく開いた。
 そうして、いやに真剣な表情の部活仲間から漂う雰囲気に、何となく背中にいやな汗をかく。
 もしかしてなんか俺集団でシメられる?
 何で?何が?
 この泥を漂白剤使わずに真っ白にする方法は無いものか、とあれこれ考えている間、ひょっとして先輩達の呼びかけを、悉く無視していたのだろうか。
 今度は顔から血の気が引く。
 そんな嘉禄を見かねて、ひとつ年上の大柴が笑った。
「なんもしないって。聞きたいことがあるだけ。」
 こいこい、と笑顔で手招き。
 それに安心して、大人しくその集団の元へ近づく。
「なんですか?」
「あのさ」
「嘉禄、てんぷらとフライの違いってわかる?」
 海老、を抜かした大畑の言葉に、それでも嘉禄は大体質問の意図をつかめたようだ。
 そうして、今の今まで聞いていなかったこの集団の、会話の内容の想像がついた。
「・・・・・・んなもん家帰って母親にでも聞けばいいだろーが」
 はあぁ、と盛大な溜息をつく。
 んな下らないことをあんな真面目な顔して話していたのかこいつらは。
 ・・・とは、先輩の手前言えず。
「だってよーなんか気になるじゃん、消化不良―!」
 そうのたまった大畑に、頷く数名。
 ちょっと待て。
 てんぷらとフライの相違点だぞ!?
 消化不良って何かわかってるか、知識が十分に自分のものになっていないことをいうんだぞ!?
 そんなどうでもいいこと、消化不良って。てんぷらとフライの相違点の知識を自分のものにしてどうするんだよこいつらは!?
 ・・・とも、やっぱり先輩の前では言えず。
 ああ、悲しきかな年功序列。
「ていうか。何で俺に聞くんですか?」
 俺が知っているとは限らないでしょうに。
 そう言うと、先ほどエビフライにはウスターだとのたまった横田が、いいやお前なら絶対知ってるねと妙な自信つきで返してくれる。
「・・・なんでですか?」
「何でって・・・」
「何でって、ねぇ?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 また数秒の沈黙。
 それに、思い当たることがあったか、嘉禄の顔が引きつり始める。
 ああ、わかった。言いたいこと、大体判ったから。だからその先は言わないでくれ。

「お前の兄貴があれだからなぁ。」

 そんな願いも空しく、部室内のほぼ全員の声がそろう。
 嘉禄ははあー、と溜息をついた。
 そして、自分の家庭状況に涙する。
「兄貴だって仕方ないんだよ小っさいころから家事全般引き受けさせられてさあ必然的に料理がうまくなるから仕方ないだろそれとも何か妙に所帯じみてるのが悪いのか寛和の友達のお母さんと普通に井戸端会議できてるのが悪いのか近所づきあいがこの年頃とは思えないほどしっかりやってるから悪いのかそれともエプロンが無駄に似合うのが悪いのかっ!?」
 がーっと一気にまくし立てた嘉禄に、雄介はほんの少し怯えながら、まあまあと宥めすかす。
 というか、知りたくもなかった彼の家庭状況が先ほどの台詞の中に垣間見えて、他の部員まで悲しくなってきた次第である。
「畜生!どうせ俺の弁当は握り飯二つだけだよ!!」
 しかも海苔も梅干もねーよ!塩味だけだよ!それでも空腹な俺にとっては最高の飯なんだ―――!!
「いや言ってない、言ってないよそんなことー?」
 あわや半泣きになりかけた彼を、必死で落ち着かせようとする雄介に、同情の目線を投げかける部員。
 だったらちょっとは手伝ってよ、という雄介の心情がわかってないわけではなかろうに、傍観に徹する彼ら。
「まあ、その辺のは置いといてさ。で、てんぷらとフライの違いは?」
 とにかく本題のほうへ持ってこさせようと、無理矢理話題転換。
「フライはパン粉をつけるだろ」
 嘉禄の台詞に、ぽんと手を打った数人。
「なるほど、パン粉かー」
「そっかそっかーてんぷらパン粉つけないもんなー」
「言われなきゃわかんなかった」

「さすがだな」

 最後だけ声をそろえて言われる。この絶妙のコンビネーションを、試合の中で見せてもらえないだろうか。
 何が?とはあえて聞くまい。
 どうせさすが、の後には『貧乏大家族長男の弟』と続くに決まっているのだ。
「てんぷらにはてんつゆですよねー」
「なに言ってんだ、ポン酢に決まってるだろ」
「それこそソースだろ!?」
 また始まった討論に、嘉禄は溜息をついて、帰りの支度を始める。
「なあ、白雉はどれだ?」
「え?」
 もういい加減帰らせてくれとは、やっぱり先輩の前では言いにくい。
 けれど家では多分、自分の帰りを今か今かと待ちわびている腹をすかした四男と三女が居るのだ。
 だったら、さっさとこの会話を終わらせてしまうのが一番だろう。
「・・・・・・・・・・・塩です」
「塩?」
 また新たな候補が上がったため、横田が眉を顰める。
「あー、塩もいいよねぇ」
「でもあっさりしすぎてやだなぁ、白雉、それだけじゃものたりないだろ?」
「それ考えるとやっぱりソースだよな」
「いや、てんつゆだって」
 結論のでない討論ほどいやなものはない。
 そんなの個人の嗜好の違いだろうが、と叫びたいのをぐっとこらえて。
「どっちにしろ俺んちにはソースもポン酢もないですから」
 さあ帰ろっと、と鞄を持ち上げた嘉禄に、サッカー部全員の視線が刺さる。
「ソース無いの!?」
「嘘だろ!?」
「じゃあ揚げもんどうしてるんだよ?」
「だから塩だって・・・」
 がが、と詰め寄られて、気後れしながらも律儀に答える。
 その隣、何度も家に遊びに行ったこともある雄介と東吾が、顔を見合わせて。
「・・・・・・・そー言えばお前んちでお昼およばれした時焼きそばも塩味かしょうゆ味だった気が・・・」
「だって焼きそばソースが無いから・・・」
「そういえば、オムレツよばれた時も塩かかってたな・・・」
「ケチャップ無いんだ」
「・・・塩しかないの?調味料」
「塩と砂糖としょうゆとみそとみりんくらいか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 しん、と静まり返る室内。
「・・・?」
 漂いはじめた悲壮感。それを向けられた当人は、何故急に皆黙りこくったかわからずに、ちょん、と小首を傾げて。
 もうこれで議題は打ち止めになったんだろうと思い、それじゃあお先、と部室を出て行った。





 そうして、数日後のことである。

「ただいまぁ〜・・・」
「あ、お帰り兄貴」
 へろへろ、と疲れた様子で買い物から帰ってきた嘉祥は、出迎えた嘉禄にどんっとその荷物を渡した。
 なんだか荷物が異様に多い気がする。まあ大方、タイムサービスで品物がたくさん残っていたからなのだろうが。
 ただ、そのひとつに。何だか異様にでかくて異様に重い、いつもは行かないスーパーの袋が混じっていた。
「・・・兄貴、なんっかすっげぇ重い袋があるんだけど―――・・・」
 これ、なに?
 覗き込んで見たらば、その中身にはしょうゆ、みそ、塩、砂糖から始まって、とんかつソース、ケチャップ、マヨネーズ、タルタルソース、わさびにしょうがにマスタード、七味、中華味、かつおだし、あとは、梅干とか昆布とかふりかけなどなど。
 ありとあらゆる調味料が、その袋の中にぎっしり詰まっていた。
 ・・・重いはずである。
 その証拠に、ビニール袋の持つところが伸びきっていて、今にも千切れそうな感じだ。
 これを商店街から食材と一緒に持って帰れば、そりゃあ、嘉祥も疲れるはずだ。
「・・・・・・なに、これ?」
 覗いた姿勢そのままに固まってしまったひとつ下の弟を、腕組しながら、興味深そうに見つめる嘉祥。
 その視線には、『見てわからないのか』という気持ちが込められている。
「・・・・・・・・・調味料一式」
 答えられたのは、確かに間違っちゃいないが、嘉禄の欲しかった返答とは違う。
「見りゃわかるだろ俺が聞いてんのはそーいうのじゃねーっつーの!!」
 うがぁ、と吼える嘉禄に、近所迷惑、と軽く片手で宥められる。
 それですっと大人しくなるもんだから、さすがに嘉祥は親代わりなだけある。
「つーか、これ重かっただろ・・・」
「うん」
 とりあえず台所に持っていこうとする兄に従って、嘉禄もくそ重い調味料が入った袋を運ぶ。
「今まで買わなかった調味料まで入ってるじゃねーか・・・どうしたんだよ?」
 調味料買うくらいなら肉を食わせろ。
 言外のかなり切実な嘉禄の気持ちに気付いたか、嘉祥はあはは、と苦笑する。
「・・・さっき会って、これ」
 どこで、誰と。それがすっぽ抜けている兄の言葉に、ああ、と嘉禄は納得する。
 何年もこの口数少ない兄と一緒に居るのだ。たったこれだけの言葉だけど、前後の事も合わせてだいたい言いたいことは予測できる。
 多分、『さっき商店街でサッカー部の皆と会ってこれを渡された』、って所か。
 そしてやっぱりそれに間違いないんだろう、「全員?」と聞き返したら、えっと、と手を口元に持っていって考えるしぐさをしたのだから。
「・・・・・・よく知らないけど、ほぼ全員だった、かな」
「それで?」
「俺が買い物していたら雄介君が・・・」
 雄介は嘉禄の中学の頃からの付き合いなので、嘉祥もよく知っている人物。
 この無愛想な長男のどこをどう気に入ったのか、『おっきいお兄さん』と呼び親しんでいる、珍しい奴でもある。
 食材を机の上に並べながら話す嘉祥の手伝いをしながら、嘉禄も軽く相槌を返す。
「『おっきい兄さん丁度よかったこれどうぞ』ってこの袋渡されたんだ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「そしたらみんなが『それでうまいもん作ってください』って試合後よろしく直角九十度で頭下げてきて・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「呆然としていたらお礼言うまもなく帰っていっちゃって・・・・・・」
 そりゃあ、三十人近い人数、しかも全員そこそこガタイのいい男に、商店街で袋渡されていきなり頭下げられたら、呆然とするってもんである。
「みんなでお金分け合って、これだけ買ったみたいだな・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 その光景が目に浮かぶわ。

「まあ、明日焼きそばにしようと思っていたから、丁度よかったけど」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 つまり、なんだな?
 これはこのあいだのてんぷらどうこうの討論の末に出た結果なんだな?
 俺んちが必要最小限の調味料しかないって言ってたから持ってきやがったんだな!?
 つまり同情しやがったんだな!?
 あいつら・・・明日放課後覚えてやがれ・・・・・・

 ごおおぉ、と怒りの炎に身を焦がす白雉家次男は、長男や三男の『生きるためにはプライドなんか必要ない』という精神とは違って、いたくそういうことがお嫌いだった。
 イベントとかで何か貰うならまだしも、こういう行為は大嫌いだ。だって、こちらには貰う理由が無いんだもの。
 さぁどうしてやろうかなぁ、とばきばき拳を鳴らしながら、不穏な想像にふける彼の表情は、はっきり言ってかなり怖い。
「―――あのくらいの子達の小遣いなら、出し合えばこんなに買えるもんなんだな・・・」
 しかしその想像も、苦笑しながら発せられた兄の発言に、ぴたりと止まる。
「うちの経済状況って、あの子達の小遣い以下・・・ということ、か」
 ・・・これ以上言わしてはいけない。
 そう本能が叫んでいるのに、生憎固まった身体は動いてくれようとしない。
 第一、何か言った所で、何だかさらに深みにはまりそうだ。
「・・・小遣い、あげられなくてごめんな、嘉禄・・・」
 遊びたい盛りなのになぁ、と酷く悲しげな顔してひとつ上の兄は袋から調味料を出して整理し始める。
 ―――ほら、だから言わしちゃいけないっていったのに!
 俺とひとつしか違わないそっちこそ遊びたい盛りだろうにいつだって自分のことそっちのけで家のために時間を割きまくってる兄貴にそんなこと言わせちゃったよこんちくしょう!
 だいたい『サッカー部に入りたい』っていう俺の中学からの我侭聞いて無理してる奴にごめんとかって謝られたくねーんだよこの野郎!!
 ・・・誰に切れてるのか。
 心中で激しい後悔の念にとらわれた嘉禄は、とりあえずこのやるせない気持ちの発散のはけ口を別のものに向けた。
 雄介と東吾と大畑辺りなら今日中にでもどうにかできるな。
 よし今から処刑たーいむ☆と、少々壊れつつ玄関へ向かおうとした嘉禄だったが、
「明日、みんなにお礼を言っといてくれるか?」
 その長男の台詞に、ぴたっと動きを止めた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんで俺が礼なんかしなくちゃなんねーんだよ!」
「なに言ってんだ、好意で貰ったからにはお礼をするのが・・・」
「好意って言うか同情だろ!!」
「いいじゃないか同情でも」
「よくねーよ!馬鹿にされてんだろ!?」
「何でそうなるんだ。第一同情でも何でも好意でもらえるものは貰っとけば・・・」
「兄貴っ!」
「『同情するなら金をくれ』というのは名言だぞ、知らないのか?」
「知ってるけど今関係ないだろ!」
 俺は同情されるのが大嫌いなんだ、との言葉で締めくくられた兄弟の討論に、嘉祥は頬を掻いて溜息ひとつ。
「・・・じゃあ嘉禄は明日の焼きそばいつもと同じ醤油ってことで―――」
「ごめんなさい俺が悪かったです謝りますからどうかみんなとおんなじ食い物にしてください」
 ・・・極々小さく告げられた死刑宣告に、嘉禄はひれ伏した。
 結局、この家では絶対的立場にある長兄に、敵うはずがないのである。








 ―――人の嗜好なんてさまざまで。

 それに対して文句を言う気も、ケチつける気もないけれど。





 ―――でもせめてケチャップとかソースとかの調味料くらいそろえておいて欲しいと思うんですよ、うん。








 翌日。

 某サッカー部内に血の雨が降ったとか、降らなかったとか―――







20050219





 みんなは一人のために一人はみんなのために、を、
 素で行く月澄高校サッカー部の皆さんです。
多少書き換えた所はありますが、このお話を書いたのは、丁度一年前くらい前でした。
―――ああ、頭の中が成長していないことがもろばれですね。(笑
何か最初と論点がずれていっている気がしますが、
年頃の子なんてそんなもんだよね、ってことでひとつ。(待て





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